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Journey to Purpose
Innovation

2025.12.24

nanaco で“推し”を応援!
若手社員を中心に作り上げた新サービス「ナナコネクト」!

#新サービス #推し活 #若手社員

ナナコネクトは、nanaco ポイントを活用してあなたの“推し”を応援できる、これまでにない応援プラットフォームです。今回、プロジェクトを牽引した若手社員にインタビューを実施。サービスの魅力はもちろん、検討開始からリリースに至るまでの道のり、そして開発に込めた想いまで、たっぷりと語っていただきました。

目次

推し活を、もっと身近に。
社員の“オタク的な会話”から生まれた「ナナコネクト」

まずは、新サービス「ナナコネクト」のサービス概要についてお伺いできますか。

小泉:ナナコネクトは、Apple Payのnanaco券面デザインをお客さまが選んだ“推し”のデザインに変更できるサービスです。さらに、日々のお買い物等でたまったnanacoポイントを“推し”にプレゼントすることができる、この二つが大きな特長です。

田中:普段のお買い物で自然にたまったポイントで推しを応援できる――この気軽さは魅力ですよね。まとまったお金を用意しなくても、暮らしの中でたまったポイントで少しでも“推し”の力になれることが、このサービスの良さだと思います。

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内:お客さまによりナナコネクトを楽しんでもらうために、サービスのご利用状況に応じた限定特典もご用意しています。特典内容は、撮り下ろし写真や、お名前を呼んでもらえるオリジナル動画のプレゼント等、かなりスペシャルなラインアップになっていますよね。

相川:応援先に関しても、お客さまの“推し”の対象は多岐にわたりますので、どんどん増やしていきたいです。直近では、シーホース三河という愛知県を拠点に活動するバスケットボールチームが応援先に加わりました。バスケットボールチームという一つのジャンルの中でも、ライジングゼファーフクオカとシーホース三河の二つを選択できるようになっています。

小泉:ここにいるメンバーも、それぞれが日頃から推し活を楽しんでいます。普段の会話でも気づけば推し活の話題になることが多くて。そんな中で、「nanacoでも推し活をもっと楽しくできる仕組みが作れないだろうか」と何気なく考え始めたことがナナコネクト誕生のきっかけです。

葛西:確かに、このサービスは私たち自身の“オタク的な会話”から生まれた部分が大きいですよね。お互いの“推し”について語る中で、「こんなふうに応援できたらもっと楽しいのに」という想いをカタチにしたのがナナコネクトだと思っています。

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社員が自ら挑み、やり切る文化へ。
ナナコネクトのプロジェクトがその第一歩を切り拓く

このプロジェクトに参加すると決まった時、皆さんはどう感じられたのでしょう?

小泉:プロジェクト化する前から一緒にアイデアを出し合っていたメンバーとそのまま立ち上げをスタートできたことは、とてもうれしかったですね。

葛西:私は率直に「面白そう!」と思いました。何も決まっていないところから新しいものを作っていくことにワクワクしていましたし、その分、自分たちの想いを大事にしながら動ける部分も多いのかなという期待もありました。ただ同時に、想像以上にスケールの大きいプロジェクトであることも実感して、プレッシャーも感じていましたけれど。

内:システム部の業務をしている中でも、nanaco にはまだスマホならではのサービスが少なく、もっと可能性があると感じていました。今回のプロジェクトでは、デジタルの強みを生かし、券面デザインを自由に変えられる仕組みを作れることに大きな魅力を感じました。デジタルだからこそ届けられる体験に携われることにワクワクしたのを覚えています。

相川:私も皆さんと同じく、新しいサービスを作れる仕事はすごく面白そうだと思いました。最初は、サービスを作るには何から手をつければいいのかも全く分かりませんでした。でも、そういった不安よりもゼロからサービスを作るという、これまでやったことのないことに挑戦できる、楽しみな気持ちが勝っていましたね。

田中:これまでも、カードタイプのnanacoでは提携先様とのコラボ券面を発行していました。ただ、今回のようにスマートフォンの中で券面デザインを変えられるのは初めての試み。しかも、ナナコネクトだけのオリジナルデザインの展開もできるので、お客さまにとっても新しい発見がありますし、nanacoを知ってもらう良いきっかけにもなると思いました。

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全員の頑張りが結集。
開発期間の苦労を振り返る

開発案件は、着手しても中止になることが少なくありません。
今回無事リリースできた裏側にはさまざまな苦労があったのではないでしょうか。


内:限られた予算内で少しでも早くお客さまにサービスを届けるため、機能、コスト、スケジュールのバランスをとるのが難しかったです。リリース時点で目指せる最も良い状態を作るため、システムベンダー様ともたくさん協議しながら工夫を重ねていきました。

葛西:提携先様を見つけることにもかなり苦労しました。ナナコネクトは、提携先様にとってもメリットが多いサービスだと思っていたため、提携は難しくないだろうと考えていました。しかし、実際には既に他社がスポンサーとして関わっていたり、競合サービスと契約しているケースもあり、提携は想定以上にハードルの高いものでした。さらに、リリース前は実物をお見せできず、サービス内容を十分にご理解いただけないもどかしさもありました。

相川:提携先様を見つけた後も、リリースに向けたさまざまな準備がありました。弊社と提携先様の他にも複数の会社が関わってくれていたため、スケジュールどおり進行するために多くの調整が必要でした。リリース直前は特に忙しさのピークでしたが、「このサービスをリリースしたい」という思いは皆同じだったので、その分やり切ったという達成感を共有できたと思います。

田中:私はサービスページやエントリーフォームなどの制作を担当しました。できるだけ内製化しようというプロジェクトの方針がある中、お客さまがナナコネクトに触れる入り口にもなるので、さまざまな制限がありながらも分かりやすく、親しみやすさを感じてもらえるように試行錯誤しました。

小泉:「ナナコネクト」という名称やロゴについても、何度も議論を重ねましたよね。今ではとても良い思い出です。名称は、全社アンケートで社員の皆さんの意見も集めながら大切に決めたもので、nanaco で“推し”とファンをつなぐ(コネクト)という想いを込めています。皆で考え抜いて生み出した「ナナコネクト」だからこそ、愛着を持つことができているのかなと感じます。

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リリースから少し経って…。
ナナコネクト、周囲の反応は?

2025年10月に無事リリースされたナナコネクト。
実際に本サービスを利用しているお客さまからの評判はいかがでしょう。


内:ナナコネクトを始めた頃、nanacoのシステムを手伝ってくれているベンダーの方のお子さんが大ファンの提携先がありました。提携先様は絵本シリーズのキャラクターである森の戦士『ボノロン』。「子どもがすごく喜んでいたので、すぐ応募しました」とメールで教えていただいたとき、やってよかったなと感じましたね。

葛西:SNSを見ていると、モバイル決済の際に推しの券面が表示されることで、「推しと一緒に買い物している気分でうれしい」といった声が多く寄せられていました。ナナコネクトを通じて、推しをより身近に感じてもらえていることが分かり、とても感激しました。

田中:利用されている方の熱量が非常に高いと感じており、「このキャンペーンに参加するとnanacoポイントがすぐたまって、推しへの応援に使える」といった発信をしてくださる方もいます。ナナコネクトについて積極的に情報を発信していただけるのは、本当にありがたいですね。


一方、ナナコネクトに対する社内の声は?どんな評価が聞こえていますか。

相川:若手社員が中心となって進めているプロジェクトでもあるため、社内でも関心を持ってくれている方がいることは実感します。券面デザインが格好いいといったポジティブな感想もよくいただきます。

小泉:エントリー状況を気にかけてくださったり、お客さま目線でのアドバイスをいただいたりと、温かく応援していただいていることを感じています。

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ナナコネクト、順調スタート!
新サービス誕生の喜びとこれからの挑戦

順調にスタートしたナナコネクト。
新サービスを作り上げた喜びとともに、今後の展望についてもお聞かせください。


相川:新しいサービスを作り上げるという目標は、しっかり達成できたと感じています。今後は、このプロジェクトだけでなく、会社全体でサービス拡充に向けて進んでいくことになります。その際、社員全員に改めてサービスの魅力を伝え、私たちの熱意や思いをどれだけ伝えられるかが重要だと考えています。それが伝わり、会社として社員全員でナナコネクトのサービス拡充を進められることを願っています。

葛西:私自身も、不具合なくリリースできたということに一安心しています。今後は、応援先やサービスの拡充を図り、お客さまと提携先様の双方が満足できる仕組みを広げていきたいと考えています。

田中:プロジェクトは途中で頓挫してしまうこともある中で、ナナコネクトを無事にリリースできたことはとてもうれしく思っています。一方で、リリースしてから見えてきた課題もたくさんあります。今後は、お客さまの声に寄り添いながら日々改善を進めていきたいですね。

内:これまで弊社では、新しいサービスを企画する部署があり、システム部がそれをカタチにし、営業はまた別の部署が担当するなど、部署ごとに明確な役割がありました。しかし今回のプロジェクトでは、部署や役割の垣根を超えて、みんなが自分の作りたいサービスや目指すものをぶつけ合いながら進められたことが、とても良かったと思います。
普段はシステム部として、できる、できないを明確に判断する立場ですが、このプロジェクトを通じて、少しでもお客さまの立場になって、完全なゼロではなく、「20 や 30、50ぐらいまでなら対応できないか」と考えるクセが身についたと感じています。この経験を今後のシステム部での仕事にも生かしていきたいと思います。

小泉:まず、ここまで一緒に進めてきたメンバーとはとても絆が深まったと思います(全員うなずく)。今回のプロジェクトで得た経験やメンバーとの関係性は、私にとってすごく貴重なものになりました。ナナコネクトはリリースされ、一般的にはゴールを迎えたように見えるかもしれませんが、私たちにとってはあくまでもスタート地点です。ここで立ち止まることなく、むしろ加速してよりよいサービスに育てていきたいですね。一人でも多くのお客さまに、日々のお買い物が“推し”への応援につながる体験を楽しんでもらえるよう努めてまいります。皆さまもぜひこの機会にナナコネクトご参加ください!

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